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信州ジビエ

信州ジビエ研究会信州ジビエの研究会

「ジビエといえば信州」を目指して

長野県内の野生の獣を食肉として活用して地域振興に役立てるために、信州ジビエに係わる事業者、研究機関、行政などの情報交換と連携により信州ジビエのブランド化を目指した総合的なジビエ振興を行うために、平成24年3月26日、信州ジビエ研究会を設立しました。 「ジビエといえば信州」を目指して、民間事業者、研究機関、行政が力を合わせて活動しています。【信州ジビエ研究会とは(PDF)】

ご挨拶

かつてここ信州の地には、そこに棲む鳥獣を恵みとしていただく、山国ならではの食文化が息づいていました。 信州ジビエの持つ価値を見直し、ニホンジカやイノシシを食用として有効に利用することは、伝統的な食文化を見直す意味からも、また森林の保護育成や生態系の安定的維持の観点からも、きわめて意義のある取り組みであると考えます。 信州ジビエが美味で健康的な食肉として理解され、衛生的で安全・安心なニホンジカ等の食肉が多くの皆さんの食卓にのぼることによって山国伝統の食文化が再認識されることを願っています。そして、多くの観光旅行者がその美味を求めて長野県を訪れてくださるよう、おいしい信州ブランドのひとつとして、信州ジビエの振興を図っていきたいと思います。
会長 玉村豊男
信州ジビエ研究会 会長 玉村豊男
エッセイスト・画家・ワイナリーオーナー。 1945年10月8日 東京都杉並区に、画家玉村方久斗の末子として生まれる。 都立西高を経て、1971年東京大学仏文科を卒業。在学中にパリ大学言語学研究所に2年間留学。通訳、翻訳業をへて、文筆業へ。 1991年より長野県小県郡東部町(現・長野県東御市)在住。東御市ではワイン用ブドウ、ハーブ、西洋野菜を栽培する農園ヴィラデストガーデンファームアンドワイナリーを経営。
  長野県では、「信州ジビエ衛生管理ガイドライン」を策定し、ニホンジカを地域の有用な資源として、安全性を確保して食材としての利用を推進してきました。 しかしながら、まだまだ、信州産ジビエのおいしさが、広く消費者の皆さんに知られているとは言えない状況にあります。 そこで、県民の皆様をはじめ、信州を訪れる観光客、さらには、大都市圏の人達にも、手軽においしく信州ジビエを味わっていたただけるよう、関係者一体となって取り組んでいく「信州ジビエ研究会」が設立されました。 鹿肉は他の畜肉と比べ、カルシウムや鉄を多く含んでいることや、信州産のニホンジカは繊細な風味でおいしいと言われているとのことで、全国に誇れる信州ブランドとして、県を挙げてPRしたいと考えています。 是非、「ジビエといえば信州」と多くの人から言われるように、研究会に集う皆様といっしょになって取組んでいきたいと思います。  
長野県知事 阿部守一
信州ジビエ研究会 発起人代表 長野県知事 阿部守一

信州ジビエ研究会の組織

信州ジビエ研究会には、信州ジビエにかかわるさまざまな皆さんに参加していただいております。 まず、ジビエを供給する側からは、実際にシカを捕獲する長野県猟友会や県内でシカ肉を処理・加工している施設の皆さん。 料理し、提供していただく側からは、長野県調理師会や全日本司厨士協会長野県支部、さらにレストランや割烹などのオーナーの方々。 さらに消費する側から長野県栄養士会や信州長野県観光協会、 そして江戸時代から「鹿食免」という伝統文化を持つ諏訪商工会議所。 これらの皆さんと連携をすすめる研究機関としては信州大学、松本大学の研究者の方。 そして行政の立場からは県の各組織(健康福祉部、商工労働部、観光部、農政部、林務部)と市町村(松本市、阿智村)が参加しています。 これら多くの主体が信州ジビエのもつ課題の解決に向けて連携していきます。

活動内容

信州ジビエ研究会では、信州ジビエの振興に向けて、3つの重点項目について活動していきます。

役員紹介

区分 団体等 氏名
顧問 長野県知事 阿部 守一
立教大学観光学部 特任教授 清水 慎一
会長 エッセイスト・画家・ワイナリーオーナー 玉村 豊男
副会長 (社)長野県猟友会 会長 赤津 安正
(社)長野県調理師会 会長 湯本 忠仁
(社)長野県栄養士会 会長 園原 規子
理事 部会長(獣肉供給) 信州大学農学部 准教授 竹田 謙一
部会長(需要拡大) (社)全日本司厨士協会長野県本部理事 板花 芳博
普及啓発・市場開拓 地域経営コンサルタント 福田 志乃
オーベルジュ・エスポワール 藤木 徳彦
獣肉処理 7者
料理 5者
商工・観光 (社)信州・長野県観光協会 他
行政 長野県関係部局(5部)、2市村 課・室長
監事 松本大学人間健康学部 教授 廣田 直子
(社)長野県猟友会 常務理事 金子 政博
事務局 長野県調理師会 専務理事 草間 民安
会員 獣肉処理施設、飲食店、観光業、流通業、料理研究家、市町村

信州ジビエの生産者の皆さん(信州ジビエ研究会会員)

会社名 所在地 TEL ホームページ
信州ナチュラルフーズ(カントリーレストラン匠亭) 茅野市金沢2149 0266-73-4862 http://www.takumitei.com
自然育工房「岳」 下諏訪町東町上949-1 0266-27-9569
信州ジビエかとう 南箕輪村6704 0265-74-6065
(有)西駒園 みやだまるかじり工房 宮田村大田切4745-1 0265-85-2344
(有)星野屋 飯田市南信濃和田1080 0260-34-2012
(有)肉のスズキヤ 飯田市南信濃和田1348 0260-34-2222 http://www.jingisu.com/
山河料理 掘割 阿智村清内路477-1 0265-46-2244 http://horiwari.info/info.html
ネバーランド(株) 根羽村4918-1 0265-49-2880
ヘルシーMeat大鹿 大鹿村大河原2655 0265-39-2275
美麻ジビエ工房 大町市美麻11690-1 0261-23-1334
信州山肉プロジェクト 高山村奥山田1421 090-2245-7753
山﨑商店 松本市内田3615-1 090-3585-0493
泰阜村ジビエ加工施設 下伊那郡泰阜村6080-16 0260-25-2311
信州富士見高原ファーム 諏訪郡富士見町境7823-3 0266-65-3557

信州ジビエをお手軽に ~信州ジビエ加工製品のご紹介~

家庭で簡単に信州ジビエを楽しめる、味付焼肉やソーセージ、レトルトカレーなどがいろいろ販売されています。

会員募集

信州ジビエ研究会では新規会員を募集しています。 信州の山の幸である”ジビエ”に関心のある方は、会員となって、いっしょに”信州ジビエ”を育てていきませんか? 入会希望の方は、下記の入会申込書により、メールまたはFAXにてご連絡ください。

入会申込書(Word形式)

信州ジビエ研究会 規約(PDF) *入会希望の方は必ず規約をご一読いただき、内容を承諾した上でお申し込みください。

<ご連絡・お申し込み> メール:shinshu-gibier@pref.nagano.lg.jp FAX:026-235-7279 信州ジビエ研究会事務局まで お問い合わせ:026-235-7273 ※なお、お送りいただきました会員情報は、総会、ワークショップ、イベントなどのお知らせ以外に使用することはありません。